米国「アフォーダブル・オーディオ誌」
評論家:アンソニー・ニコシア氏
RGC-24、ショートピン、&CS-2Fレビュー

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今回はグラウンディングコンディショナー RGC-24、ショートピン SIP-8F(アンバランス型)とBSIP-2F(バランス型)、出力用防振ピン IP-2F、そしてコンセントスタビライザー CS-2Fを試聴することになった。

まずはRGC-24から。RGC?24の本体は航空グレードアルミ合金の削り出しと黄銅の組み合わせによって出来ており、本体と機材を繋ぐケーブルは同社のシングルコアーケーブルシリーズと同様の構造と素材を採用したケーブルが付属されている。基本的にはRGC-24のケーブルを機材のアース端子に繋ぐのだが、愛用の機材にアース端子がない場合でも、付属のRCAアダプターを取り付け、空いているRCAの入出力端子に繋ぐだけでOKである。RGC-24は私が今まで試したアース関係の製品でもっとも優れた製品だと感じ、効果を考えると値段も安く感じるので是非買って頂きたいアクセサリーの一つだと言える。まずジョン・レノンのImagineにてRGC-24の試聴を行なった。RGC-24のあまりの効果に一度もとめずにCDを丸ごと聴いてしまった。RGC-24の効果は歴然であり、ない状態と比べるとプリアンプのボリュームを上げたような印象を受けた。RGC-24がない状態では音が汚く感じていたのだが、使用することにより音が綺麗になったと感じた。どの曲を聴いていてもエネルギー感、空気感、そして音像の密度が増した。音場内で展開する音の分離もよく音の乱れがなくなった印象。各楽器の透明度も増し、音が滑らかで自然な音へと変化した。音全体、そして音場が立体的になるので「このCDにはここまで立体的な音が入っていたのか?」と思ってしまうぐらいである。

次はショートピンのSIP-8FとBSIP-2F、そして出力用防振ピン IP-2Fである。愛用している機材の空いている入力端子にショートピン、RCA出力端子にIP-2Fを挿してみた。変化度としてはRGC-24ほどではないが、間違いなく効果的な製品である。ショートピンを使用することにより雑身が消え自然な音へと変化し、生に近づいたと感じた。ショートピンや防振ピンは1個で大きな変化度を感じないが、使えば使いほど相乗効果で音質が向上し、最終的には大きな効果を得られるアクセサリーのようだ。音の分離が向上、透明度も増し本来の音楽の姿を引き出してくれるような向上である。

最後に試すのはコンセントスタビライザー CS-2F。こちらの製品は使用していないコンセント(壁コンセントや電源タップなど)に挿すことによって、コンセント内部の共振をとめると同時に外来ノイズ混入を防ぐアクセサリー。私はCDプレーヤー、プリアンプが繋がっている電源タップの空きコンセントに挿して効果を確認してみた。CS-2Fを使用することによって雑身やノイズがなくなり、音の立ち上がりが速くなるなどレスポンスの良い音へと向上した。音場の見通しもよくなり、ボーカルにかかっている残響の余韻が綺麗に見えるようになった。

最後は上記のアクセサリーを全て使用した状態で、新たなソースにて試聴を行なった。その音は別次元の音になっていた。音が格段に生に近づき滑らかになり、細かいディティールまで見事に再生されていて、今まで隠れていた音が現れたのである。私のシステムにはRGC-24が大きな音質向上の役割を果たし、ショートピンなどは最後の細かい調整を行なってくれたように感じている。例え効果の度合いが小さくても、それを使用しないと得られない音質になったことは間違いない。更なる音質向上を求めている方はもちろん、既に素晴らしいシステムをお持ちの方も、今回紹介した製品だけではなく、他のアコリバの製品も是非皆さんのオーディオライフに取り入れてもらいたいと心から思う。