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米国「ステレオ・タイムズ誌」から賞を多数受賞

アメリカ「Positive Feedback誌」Writers' Choice Award 2010
ポーランド「High Fidelity誌」selected the above combination as the Best Products2010 in accessory category.
ビジュアルグランプリ2009 SUMMER金賞 COX-1.0PA
ビジュアルグランプリ2009 SUMMER金賞 SPC-PA
ビジュアルグランプリ2009 SUMMER金賞 XLR-1.0PA II
ビジュアルグランプリ2009 SUMMER受賞 RCA-1.0PA
フランス「Revue Du Son誌」 5つ星 Recommande賞 受賞
2009オーディオ銘機賞 ケーブル部門TOP賞「XLR-1.0PA II」
2008MJテクノロジー・オブ・ザ・イヤー アクセサリー部門優秀賞 受賞「XLR-1.0PA II」
アメリカ「Stereo Times誌」 Most Wanted Components 2008 Award 受賞 (もっとも欲しいコンポーネント賞2008)
2007オーディオ銘機賞
2003・2004オーディオ銘機賞
2003MJテクノロジー・オブ・ザ・イヤー 受賞


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録音エンジニア鈴木智雄氏による「シングルコアーケーブル」導入記


●原理・構造
PCOCC-Aとは?

PCOCC-Aは、千葉工業大学名誉教授・大野篤美氏によって考案されたPCOCC(単結晶状高純度無酸素銅)をアニール(焼鈍)処理したものです。
どのような高純度素材であってもアニール処理は必要で、その際に結晶粒界に不純物が入り込み著しく純度が落ちてしまいますが、PCOCCの場合、元々結晶粒界を持たないため、アニール処理の段階で不純物が非常に混入し難くく、最終的にケーブルとして仕上がった段階でも高純度を保ち、結晶構造も均一な方向性に揃う特徴を持ちます。単結晶が故に硬いPCOCCはアニール処理されPCOCC-Aと変わる事により、伸び率が向上し、非常に柔軟な素材へと変化し、導通性も向上します。


PCOCCは古河電工の登録商標です。


PCOCC(上)とTPC(一般銅/下)の断面比較
図1/PCOCC-AとPCOCCの導電率の違いへ



PCOCC-A楕円導体
今回、ACOUSTIC REVIVEでは古河電工の協力を得て、世界初のPCOCC-A導体の楕円導体化に成功しました。単線は一般的なケーブルが採用する撚り線に比べて、ストランドジャンプ現象と呼ばれる迷走電流の発生がないため、付帯音や歪みの発生が少なく、超高周波帯までロールオフする事なくフラットに伝送出来る特徴を持ちます。その半面で共振を起こしやすいため、独特のピーク感の発生などの問題があり、取り回しも硬く屈曲性が悪いなど、それらの克服が課題とされていました。その点PCOCC-A楕円導体は、古河電工の技術により共振ポイントを持たない楕円形状を採用し、ピーク感の発生は皆無となっています。
また、屈曲性についても高度なアニール処理により、単線とは思えない非常に柔軟なものになっています。あらゆる面で最高の導通特性を誇るPCOCC-A楕円導体。この導体を最大限に生かすため、ACOUSTIC REVIVEでは様々な専業メーカーの協力を得て、画期的な素材を新たに開発し、完全ハンドメイドで組み上げるという前代未聞のケーブル構造を採用しました。ここでは各素材専業メーカーの開発担当者のインタビューを次に掲載します。




●Interview

◆空気層の確保とケーブルの精度を保ち、帯電防止効果を発揮し有機的な音色を実現するシルク緩衝材チューブを開発した(有)エビサワ専務取締役・海老澤貴志氏
弊社は世界的に著名な高級DCブランドのみのニットを手がけていますが、今回初めてアパレル業界以外の手がけました。このシルクチューブは精度を均一に保つのが非常に難しく、専用の治具を新たに開発し、熟練工が編みのテンションをコントロールしながら、通常の4分の一以下の速度で慎重に編み上げています。そのため、このような細いチューブでも大きなセーター1枚以上の時間とコストがかかってしまいます。また、シルク糸にはグレードがあって、ノーマル、スーパー、エキストラと分類されますが、(図2/シルクグレード)このシルクチューブに採用したシルク材は最高峰のエキストラグレードで、通常、最高級DCブランドのニットでもノーマルグレードなのに、工業用品としてエキストラグレードを採用したという事で、DCブランドのデザイナーも驚いていましたね(笑)各グレードの違いは純粋なシルク繭とキビソやビスと呼ばれるいわゆるシルクの不純物の調合度合いで最高級のエキストラは繭の度合いが多く、圧倒的な肌触りの良さを誇りますが、その感触の良さが音質にも影響しているのでしょうね。



シルクチューブ



◆100%のシールド率と抜群のフレキシブル性のテフロンコーティング銅管と、帯電・輻射防止効果を発揮するカーボンSFチューブを開発した品川商工(株)管理部次長 落合一元氏

品川商工は総合電気絶縁パーツメーカーで、SFチューブは当社の登録商標であり、20年来のロングラン商品でオーディオケーブルにもよく使われているのを見かけました。今回ACOUSTIC REVIVEの依頼で開発したCSFチューブ(カーボンSFチューブ)はカーボン粒子をチューブ糸の製造限界まで含浸させた点が特徴ですが、その開発にはとても苦労させられました。まず通常のカーボン粒子を含浸させただけでは糸がボロボロに崩れてしまい、とてもチューブ状に編む事など出来ませんでした。そこで最も細かいカーボン粒子を含浸する事によって糸化に成功しました。
次に糸素材を音質上の理由で通常のポリエステルからポリウレタンへと変更し、その硬度も何度となく試作し、最終的に音質的に最適と思われる硬度に仕上げています。
更に通常のSFチューブに比べて編みの目の詰め方を40%ほど上げて、より高いシールド効果を狙っているのも特徴です。次にフレキシブルテフロンコーティング銅管ですが、これは元々医療機器などのノイズ防止シ-ルド材として開発した弊社製品のステンレス製フレキシブルパイプをOFC(無酸素銅)製に改良したものです。OFCは非常に酸化しやすいため、製造直後にテフロンコーティングを施さなければいけないのですが、このテフロンコーティングが拭き付けなどの作業では出来ず、非常に作業効率の悪い一本一本のドブ付け作業を行うしかありませんでした。結果、手作り品と言えるような破格の生産コストになってしまいましたが、CSFチューブと共に非常に完成度の高い製品に仕上がった自信があります。



CSFチューブ

フレキシブルテフロンコーティング銅管



◆最高品質の電源プラグとコネクターの開発に携わった(株)小柳出電気商会 代表取締役 村山智氏

弊社は材料やメッキ、加工技術に最高の精度と品質を確保するため、全てメイド・イン・ジャパンに拘っております。POWER REFERENCEに採用された電源プラグとコネクターは、各接触部を鏡面研磨し接触面積を大幅に向上させ、圧肉銀メッキ下地にロジウムメッキを施し、導通性と耐久性を徹底的に磨き上げた弊社C-037とP-037の金属部分のみに-196℃の超低温処理を施したカスタム品です。超低温処理は金属に対して施すと導通特性が向上しますが、プラスチックなどで組み上げた完成品をそのまま超低温処理を施しますと、プラスチック部分が破壊されたりする危険性がありますので、金属部分のみ組み立て前に超低温処理を施しているのが特徴です。


POWER REFERENCE
POWER REFERENCE 構造図



◆最高品質・超高精度のRCAプラグ・Yラグ・バナナプラグの開発に携わった(株)松金 代表取締役 松本初雄氏

弊社は昭和37年の創業以来45年間、高精度・高品質のオーディオ用コネクターやプラグ製造の専門企業です。現在もコネクター・プラグ類の生産が中国を初めとするアジア諸国へ移る中、弊社でなければ決して出来ない超高精度・超高品質のコネクター・プラグ類の製造を一手に受けております。今回ACOUSTIC REVIVEからの依頼で開発したRCAプラグ、Yラグ、バナナプラグは全て導通部分に鏡面研磨を行い接触面積を大幅に増大させ、その後-196℃の超低温処理を施し、導通性を極限までしているのが特徴です。また、各プラグともカバー部に2017S航空レベルアルミ合金を使用し、本体部の黄銅と合わせる事により、制振性を高めているのも特徴です。黄銅とアルミ合金の組み合わせは勘合性が悪く、ネジ部が咬んでしまうなど非常に難しい面がありますが、弊社の長年の技術によりネジピッチや寸法をコントロールする事で解決しております。その他、最高品質の厚手の銀メッキやロジウムメッキなど全てにおいて世界最高峰の超オーディオグレードプラグが完成したと自負しております。


RCAプラグ

RCAプラグ(内部)

Yラグ(RYG-1)

バナナプラグ(RBN-1)



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録音エンジニア鈴木智雄氏による「シングルコアーケーブル」導入記