米国「ポジティブ・フィードバック誌」レビュー
評論家:ジェフ・デイ氏
RTP-2ultimate & RTP-4ultimateレビュー

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私はアメリカの北西に住んでいて、この地域は比較的良質な電源が得られる地域だと思っているのだが、今まで様々な電源タップや電源生成装置を試してきたが、どれも音質を劣化させてしまうものばかりだったので、電源タップなどは使わず壁コンセントから機材まで直接電源ケーブルで電気を供給していた。そこへアコリバの電源タップが私の元に届いたのだが、アコリバの電源タップは他の製品とは違い、音を劣化させないどころか更に音質を向上させる電源タップだ。それは金属素材や内部配線、そして天然鉱石を画期的な手法、そして巧みに融合させたからこそ実現できる音質なのだと思う。

上記でも述べたように、私は壁コンセントから直接電源を供給していたのだが、まずはRTP-4ultimateとパワーレファレンスを(電源ケーブル・輸出専用モデル)使用して私が普段愛用しているアンプ「LebenCS660P」へ電源を供給した。そして再生ボタンを押した瞬間、爆発が起きた!爆発は機材がダメージを受けたのではなく、音楽が爆発したのだ。誤解を受ける表現だが、花火に例えると素人が打ち上げる小さな花火のような音が、一瞬にしてプロの大型の花火に変化したような感じだ。一瞬にして音がダイナミックに、広大に、彩りが美しくなり、そして興奮する音へと向上した。

高次元の変化により音場、音像、透明度、そして奥行きなどの要素が飛躍的に向上。アンプの電源だけをアコリバの電源タップと電源ケーブルにしただけで音がドラマチックに、いい意味で複雑な音に変化した。この変化度は小さいものではなく、物凄い変化なのだ!今まで様々な製品をレビューしてきたが、こういった興奮する変化は中々ない。とくに長期間にわたって試聴をして気が付いたのが、RTP-4ultimateは生々しさを改善してくれるという点だ。再生するソースに本来収録された音が引き出される感じである。音色、ハーモニー、ビート、テンポ、そしてメロディーといった要素が大幅に改善される。しかも音楽全体が刺激的で電気的な音から、滑らかで温かみのある深く生々しい本物の音に変化する。

私は今回の試聴で様々なジャンルのソースをかけたのだが、どのジャンルでも余韻も明瞭になり、音に厚みが加えられた。クラシックなどの弦楽器ではRTP-4ultimateを使用しないと、どうしても硬く耳につくような音になってしまうのだが、RTP-4ultimateを使用することによりそういった嫌な音が排除され、滑らかで温かみのある表現力豊かな弦楽器にしてくれるのだ。低域に関してもリッチで厚みがあり、深く沈みこむ低域になる。先程も述べたようにRTP-4ultimateを使用することにより、どうしても気になってしまう刺激的で電気的な音が排除されるので、録音の音質やシステムの存在を忘れて音楽そのものの美しさや芸術性に集中できるのも素晴らしいと思う。

電源ケーブルのパワーレファレンスに関しては音場が拡大され、テンポといった音楽的な速度の違いもはっきり聴き取れることが可能で、音が薔薇色になったというか美しい音にしてくれる。音がナチュラルで楽器と楽器の間に隙間ができ、質感も向上する。余韻も明瞭になり空間表現が豊かであると感じた。今まで様々な電源ケーブルを耳にしてきたが、パワーレファレンスは別次元の電源ケーブルだと思う。

アコリバの電源タップ、そして電源ケーブルはそれぞれ素晴らしい製品ではあるが、一緒に組み合わせて使うことにより、その音質改善効果は物凄いものがある。今回の試聴で私のシステムのパフォーマンスは大幅に向上したと実感した。電源タップも電源ケーブルも音の方向性は同じで電気的な音が排除され、音が生々しく実在感のある音に変化し、音楽を楽しく聴くことが出来た。今までの経験上、システムのパフォーマンスを改善してくれる製品はあったのだが、システムのパフォーマンスと音楽性を両方同時に高めてくれる製品は他にはなかった。今回のアコリバの電源周りの製品は音場、音像、透明度、奥行き、空間といったシステムのパフォーマンス的要素を向上させるだけではなく、ドラマチックで興奮度やエンタテイメント性も向上させるなど、音楽的要素も同時に改善してくれるのには驚いた。

ここまで音質と音楽性を高められることは不可能だと思っていたのだが、アコリバの製品を使用したことにより、それが可能なんだと痛感した。RTP-ultimateシリーズとパワーレファレンスは心から強く薦める製品である。