SoundBsessive レビュー: ACOUSTIC REVIVEケーブル 2014/06/01
ライター: TONY

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今回は、私がミュンヘン・ハイエンドショー終了後に友人と共に購入したACOUSTIC REVIVEのケーブルを評価していく。この記事では、ACOUSTIC REVIVEのUSBケーブル、XLRケーブル(XLR-1.0PA II)とAES/EBU アクティブコネクター (DSIX-1.0BPA II)の3種類を分析します。USBモデルには、USB-1.0SP、USB-1.0SPSおよびUSB-1.0 PLSが含まれている。ACOUSTIC REVIVEの全シリーズの特筆すべき共通点として、ありのままの音を高解像度で奥行きのある表現のバランスの良さを目的とし、これらすべてに単線構造の銅伝導体が使用されている。


USBケーブルには共通構造として、音声信号ラインと電源ラインを分岐させている。各タイプ別の違いとしては、USB-1.0SPとUSB-1.0PSは一対の分岐ケーブルをまとめたUSBオスプラグがPCに接続され、分岐したケーブルのオスコネクタがDACへ接続される。USB-1.0PLSは1本のUSBオスプラグをPCに接続し、そこから分岐した音声信号ラインと電源ラインが1つのオスプラグに繋がっている。このように、SPとSPS USBモデルでは、末端でDACに接続されるまでは、音声信号と電源で各ラインを完全に独立させている。PLSモデルでも音声信号と電源ラインの部分で多くの共通点を有している。SPSはSPモデルのアップグレード版として異なる絶縁体を使用している。XLR-1.0PA IIモデルは、市場に流通したばかりの革新的な楕円型の銅伝導体を採用している。DSIX-1.0BPA II (デジタル・シグナル・アイソレーション・エキサイターの略)は、デジタルリンクする機器(CDトランスポーター〜DAコンバーター、DVDプレーヤー〜AVアンプ、CDプレーヤー〜CDレコーダーなど)の信号ループをアイソレーショントランスにより電気的に分離してノイズの相互干渉をカットしたAES EBUケーブルとなっている。バランスタイプのケーブルはレコーディングやサウンドスタジオ、パフォーマンスを重視するシーンで使用されている。このアプローチはジッターの低減に大きな効果がある。


テストシステム
3つのUSBケーブルを以下の異なる2つので検証した。
・April Eximus DP-1 / Yulong D200 → Silver.Fi Samarkand → Stax SRM-007t → Stax Lambda Nova Signature earspeakers
・April Eximus DP-1 / AMR DP-777 → Kimber Hero → Electrocompaniet ECI3 → Neotech Speaker cables → Mordaunt Short Performance 6 speakers
※EximusとAMRではWindows Server 2012、Windows 7、2010 iMac 27にMarantz PMD325 CDプレーヤーを使用


USBケーブルにはLindyケーブル、Belkin GoldとAudioquestケーブルを選択し、JCATと徹底的に検証した。



XLRケーブルには私物のSilverFi SmarklandとKimber Heroセットを比較した。DSIX AES-EBUケーブルには比較用としてEximusとAMRに加え、スタンダードAES-EBUケーブルをリファレンスとして使用した。


サウンド
前述の3種類のUSBケーブルを私物システムに接続し試聴した印象を2つに大別した。最初に、3種類のケーブルにおいて大きな違いを認識できなかった。つまり、自身のテスト環境では誘電性の変化もコンピューターへのUSBプラグもオーディオとしての変化を感じなかったということだ。次に、ACOUSTIC REVIVEの3つのケーブルでは、Eximus DP-1やYuling D200よりもAMR DP-777を使用時では、容易に違いを認識出来た。このようなことは、それぞれのUSBレシーバーの特徴で、大抵のレシーバーから良いインプットへのスケールだと理解でき、本来のジッター低減器と同じであった。


ACOUSTIC REVIVEのUSBシリーズは心地よく、滑らかで太く自然な音です。これらのケーブルは、私が過去に完璧であると思い使用していたものよりも、アッパーベースの音像レイヤーの存在と共にとても美しいものとなっている。Eximus使用時では、その音がBelkin GoldのケーブルよりもLindy ‘black/red’ケーブルの方が豊かで美しいバランスであり、より大きなサウンドステージで透明性が少しだけ良かったことを思い出させた。AMR使用時は同じトーンバランスにおいて、ローエンドでのケーブルの違いは、より多くの情報量と透明性があり、ローレベルでの高解像度、伝送量においてもその違いはより大きかった。これらの2つの場合、アッパーベースの音像がJCATと同様に音楽をリスナー届けることに役立つ一方、音のトーンは全体的に暗くなってしまう。JCATは高域ミッドレンジにおいて異なる音像を提供し、AMRの解像度を蘇らせる。AMRはJCATケーブルを使用した時に快活になり、音楽によりライブ感を与え明るくなった一方、ACOUSTIC REVIVEケーブルはアルコールを飲みながら、葉巻の煙に満ちたジャズクラブで聴いている感覚にかなり近い。Yulong D200は少なくともUSBケーブルの交換に過敏である。いつもながら、DAC独自のデジタル信号プロセスに基づくSABREは、伝送の構成要素に敏感な傾向がある。
同じ哲学で作られているXLRケーブルは、Samarklandよりは上端を少し押さえた暖かい音を提供する。Kimber Heroよりも少し厚みがあり、似たような解像度によって音楽を豊かにし、広く立体感のある豊潤なアッパーベースとリラックスを提供するが、全体的に密度の濃い表現となっています。Samarkandが提供するベースやアタックの深さは同じだが、音へのアプローチは異なります。



DSIXは暖かい音のコンダクター(単線銅)とジッター低減のためにデザインされたアイソレーターを組み合わせることに重きを置いた効果をシステムに反映させます。この製品をMarantz PMD325にSilversonic AES-EBUケーブル繋いだ状態で比較し、DSIXの音色が強烈な鮮やかさとサウンドに深さを提供することを認識できた。他のACOUSTIC REVIVEケーブルの音声信号と比較すると、DSIXは高音に少し強いアクセントを持つため、アグレッシブなピッチと鮮やかな音色を組み合わせたようなライブの印象を強めています。このようなに高音のアクセント(強いジッター低減の結果)は暖かさのカーテンを剥ぎ取るということではない。言い換えれば、この高音はキツい歯擦音もありません。DSIXの使用は現実的な3D空間に広げる感覚に変えてくれます。


総括
これまで述べてきた通りACOUSTIC REVIVE製品の価値は、DACや使っているシステムに依存するが、安全な投資という観点からは素晴らしい買い物だと言える。これらの製品で今までに音で失敗したということはなく、明るい音色の限界内で再生してくれる。コスト面において、このUSBケーブルはAMR DP-777のようなDACと同様にとても良い買い物であり、一般的なUSBインプットのスケーリングが可能で透明性の高いものである。また、JKenny Ciunas USBからSPDIFコンバーター(SilverFi D3 同軸のケーブル )で試した場合では、USBケーブル間でいくつかの大きな違いを消すための付加的な変化があった気がした。他のAudiophilleoのようにUSBからSPDIFコンバーターは、USBケーブル交換に対して、より過敏であった。


前述の検証のように、3種類のUSBケーブルでオーティオ的な変化は感じなかった。つまり、一貫性のあるブランド理念を具現化していることから、特定の製品を市場で探す際に頭を悩ます必要をなくしてくれる。実用面では、PLSは1つのUSBポートだけだが、SPSとSPには2つUSBポートが必要となる。当初のアプローチは、よりコンパクトにことだった(PLSはそれほど高額なデバイスではない)。いずれにしても、SPSとSPはPCから電源を分岐することで完全な遮断性を提供し、音声信号のみの対策を講じるだけにしてくれる。 DSIXは、恐らく私自身が検証した中で最も素晴らしい製品の1つであり、変わったコンセプトに傾倒するケーブルであり、完全にバランスのとれたハイエンドシステムに費用面でも疑いの無いデジタル接続を提供してくれる。