La Folia 2015年1月
エディター: Mike Silverton

原文はこちらからご覧下さい。


ACOUSTIC REVIVEのPC-TripleCファインメットインターコネクトとPC-TripleC SPCリファレンススピーカーケーブル

技術的な事をいうと、確かに様々なDACユニットは他のデジタル出力の前につなぐ一番はじめの要素だと捉えられる。一つ重要な事は、USBインターフェイスユニットと処理されるデジタルデータというものは、常に求められるという事だ。例えば、私は同軸のインプットにHegel HD20'yiを利用している。


ACOUSTIC REVIVEのPC-TripleCファインメットインターコネクトとPC-TripleCスピーカーケーブルが、NordostオリジナルのValhallaインターコネクトとTyrスピーカーケーブルに取って代わった。
ACOUSTIC REVIVEの初期と同様に、長い間Nordostと比較される良い製品はなかった。Valhallaの透過性、解像度、きめ細やかさは伝説ではあるが、PC-TripleCケーブルがもたらす徹底した感性への訴えかけによる楽しさにおいて、非常にすばらしい働きをしている。


この効果は金属工学による違いによるものであると推察できる。言い換えるとPC-TripleC(連結結晶高純度無酸素銅)は精巧な製造プロセスを必要とするものであり、このプロセスは日本刀の刃と比較でき、連続して折りたたむダマシン構造と同様のものであると理解できる。PCOCC(単結晶状高純度無酸素銅)を製造してきた古河電工は、業務上の理由により、その製造を終了した。

PCOCCのオリジナル開発メンバーの一人は、より一歩先の製造手順を繰り返し、純度99.996%のPC-TripleC 銅および4N-gradeから、20ミクロンあるいはそれ以上の異物を除去する製造方法を確立し、特定の用途を想定し、人間の髪の毛と同等の10ミクロンという細いワイヤーの製造を可能とした。オーディオの世界においては、PC-TripleCのミルフィーユあるいはギリシャ料理のPhyllo(フィロ) の紙のように薄いパイ生地のように重ね合わせられた構造によって、振動吸収性に加え誘電率を101.5 IACS%を実現している。詳細はこちらをご覧ください。
http://www.fc-m.co.jp/



日立金属が開発したオーディオ専門のAR Triple-Cコネクター用ファインメットビーズは、ノイズと振動を軽減させる装置である。詳細については、こちらの27ページをご覧ください
http://www.rotima.ch/fileadmin/downloads/Nanokristalline_Materialien/Surge_Absorber_Cores_EMC_components__2010-11.pdf
ファインメットビーズに関しては、私のXLRコネクターのHOT,COLD,GROUNDレビューに3つ装着されている。
http://www.nc-audio.com/arevicons.htm


ケーブルが、臨場感を多いに楽しませてくれる、無限の透明な空間を感じさせる純度の高さ、十分なきめ細やかさ、調和した豊かな中音域に加え、見事 なまでに規律正しい低音の再現力を誇っている。見た目の単線の細さからは想像出来ない低域再現性に驚くばかりだ。これまで一般的に言われてきた効果的な低音を提供するには強固で太い導線が必要であるという噂は嘘のようだ。


これらのケーブルへ敬意として、伝説の作家と言われるガートルード・スタインの“そこにはそこがない、そこではなかった”を言い回して、“そこの世界にはそこがあった、想像していたそこが”